・・・・・・・・・・・・アジア13カ国でも最下位(同レベルみんなが不思議に思っているのに、本気で調査していない分野です。
他の国と日本で、どれだけ英語教育が違うのでしょうか?
一つはっきりしているのは、多くの国でもっと早期に英語教育を始めていることです。
でも、理由はそれだけでしょうか?
・・・・・・・・・・・・アジア13カ国でも最下位(同レベルみんなが不思議に思っているのに、本気で調査していない分野です。
他の国と日本で、どれだけ英語教育が違うのでしょうか?
一つはっきりしているのは、多くの国でもっと早期に英語教育を始めていることです。
でも、理由はそれだけでしょうか?
それで 2010 年から調査を開始し、最も注目すべき論文を書いたワシントン大学のパトリシア・クール教授(以下のビデオ講演者)にも会って、日本人独自の問題点をぶつけてみました。(海外教育調査リストの中 2010 年「脳の発達と教育」コンフェレンス内容をご参照ください)その結果、自分自身の体感、アメリカで目の当たりにした移民や国際結婚の子供の状況、通訳として働く人たちからのヒヤリング等が脳科学者の研究成果と 100%合致したのです
日本人の脳は英語(英語の音)が聞きとれないのです。これは完全に生物学的な問題で、メッソドや「やる気」などとは全く関係ありません。人間はまずは「聞いてコトバを覚える」ので、聞き取れない言語を学ぶのは非常に難しいのです。外国人は日本人ほどリスニングに苦労しませんが、日本人にはチンプンカンプン、全く違う音に聞こえたりします。タモリのTV番組「空耳アワー」はあながち”笑い話“では済まされない、科学的な根拠を含んでいるのです。
アリスは赤ちゃんに英語を教えているのではなく、"英音”を聞き分けられる脳をつくっています。日本人の英語ができない理由は「脳にある」、それは間違いありません。
その脳は3歳までに60%が出来上がってしまい、その間に英語の音を聞ける能力を落としていきます。その解決策はネイティブの声をたっぷりと聞かせることです。しかも最低週2回25分程度でOKです。ただし、それはCDやビデオではダメ、人間とのインタアクションが必要なのです。
★以下のクール博士のビデオを見れば(日本語字幕付き)、その理由がわかります。
パトリシア・クール 「赤ちゃんは語学の天才」2011 (日本語字幕付)
◆次の問題は、どうしたら聞けるようになるのかです。
一番の解決策は赤ちゃんのときに英語を聞くことですが、「今更、それを言われても・・・」と多くの方が思うでしょう。
次の「言語を聞いて理解するための3大要素」をクリアすることです。
◆1番目の「単語の境い目がわかる」というのはどういう意味?
英文を読んだときと、聞いたときの違いは以下のとおりです。
読む:I went to Ueno Park yesterday. → 聞く:IwenttoUenoParkyesterday.
つまり、聞いたときには単語と単語の間にスペースがないのです。Iとwentとtoが三つの違う単語であることを理解することが「境め目がわかる」という能力です。この能力がないと、一つの文章はお経のように聞こえ、意味がわかりません。これがまさに、日本人が外国人に話しかけられたときに「外人怖い」現象になっているのです。赤ちゃんがこの境い目をどのように認識していくかは、言語学者の大きな謎だったのですが、最近やっと解明されつつあります。長い説明は省略しますが、この解決策は、たくさん聞き、たくさん読むことしかありません。
◆2番目の「単語の意味を知っている」ためには、言うまでもなく単語を覚えることですが、ここで一つ要注意!単語を音でも覚えましょう。日本人は、瞬時に耳で認識できる単語の数が実際に知っている単語数の数分の1になります。聞いて瞬時に理解する能力は会話においては、不可欠です。
◆3番目の「英語の音を聞き分けられる」は日本人の最大のハードルです。これは、学習ではなく「脳」の問題なので、一番の解決策は脳が6割できあがる3歳前までに英語を聞かせることです。せめて、7歳頃までには英語の音を脳に入れる必要があります。大人になってからでは、子供の何百倍の努力が必要になります。聞く量と聞く力は正比例していますが、聞き流しでは、この問題は解決しません。
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